「PUSHプロジェクト」は、胸骨圧迫(心臓マッサージ)だけの誰でもできる心肺蘇生(そせい)の普及を通じて、突然倒れた方を救命できる地域づくりを目指します。
突然死は、いつ、どこでも、誰にでも起こりえます(大阪ライフサポート協会のホームページ参照)。突然心臓が止まってしまった場合、助かる可能性は数%と非常に低く(ウツタイン大阪調べ)、日本では毎年およそ9万人もの方が突然死で亡くなっています。
突然、心臓が止まってしまったら、一刻も早く胸骨圧迫を開始し、AED(自動体外式除細動器)を用いて、電気ショックをかける必要があります。AEDの設置は拡がりつつありますが、AEDを用いた心肺蘇生を行うことの出来る人が増えなければ、救命率の向上は期待できません。
「PUSHプロジェクト」では、心肺蘇生の中でもっとも重要な胸骨圧迫とAEDの使い方を多くの方に学んでもらうことで、突然倒れた方の救命率向上を目指します。
また、学校における心肺蘇生教育の実施を促すことで、「いのちを大切にするこころ」を育てていきます。
【健康ハートの日「全国PUSH」 慈恵市民講座(PUSHプロジェクト)】
親子でPUSH!心肺蘇生法を楽しく学ぶ市民講座です。日本心臓財団の定めるハートの日(8月10日)にちなんで、毎年恒例行事で、全国一斉に「全国PUSH」をおこなっています。年間9万人に及ぶ心臓突然死!あなたが救います。
【終了】2025年8月9日土曜日(「8月10日健康ハートの日」の前日)
多くの皆様にご参加いただきありがとうございました。
健康ハートの日「全国PUSH」以外にも、慈恵PUSHコースも定期開催しています。ぜひお気軽にご参加をご検討下さい。